役員運転手の難しさや良さのイメージ

普段あまり聞き慣れない言葉ですが、役員運転手という仕事があります。

その名の通り個人が担当する団体もしくは企業に専属で働きます。

その際に所属している企業の会長や社長等の上位クラスの人達を送迎する運転手を指します。

別の言い方でお抱え運転手や専属運転手、社長運転手等が挙げられます。

お得意様に挙げられるのは、誰もが知っている上場企業の役員の方たちです。

普段会う事が出来ない、街を歩いていて会う機会がない様なVIPの方達と同じ空間にいて時間共有出来るので人気があります。

役員の方達の自宅や勤務先、プライベートで動く予定がある場合の目的地までの運行業務を遂行します。

安全面や移動のしやすさを考えての業務です。

専属という言葉の通り他の企業の人は乗せませんので、周りと喋る機会はほぼないです。

それだけではないきついと思われている面があります。

それが、長時間労働です。

その中に朝晩の送り迎えはもちろんですが、親密な会食やゴルフのお供等のイメージを持たれています。

自分に用事があり、早く帰りたくても役員が優先ですので、送り届けるまで帰れません。

場合によっては休日も出勤しなければなりません。

それだけではなくコミュニケーション能力は必要不可欠です。

車内では役職者とマンツーマンになる時もあります。

その際に話題を合わせられるだけの知識や知恵を持ち合わせてないと務まりません。

世の中に出回っていない情報を耳にする事もありますが、決して口外しない強さも必要です。