江戸の粋なスタイルは時を経て愛される

桜の咲く頃や花火のシーズン、川の上を優雅に流れていく屋形船には風情が感じられます

この屋形船の歴史は実に古く、原型は平安時代には既に存在していたのです。

その後、江戸時代に入ると河川の整備が進み、大名や豪商などが花見や月見・花火の鑑賞などの遊びに使うようになりました。

何とも粋な光景が想像されます。

この後、時代の変化や河川の状態などにより一時的に少なくなりますが、昭和の終わりに再びその存在が見直されるようになり、現在に至ります。

ちなみに現在の屋形船は大名や豪商でない一般庶民にも利用出来るお値段のプランも多く存在しますので、東京の河川を巡る観光や会社の忘年会・新年会といった行事にも使われることも多いのだそうです。

歴史を越えて江戸の粋なスタイルは受け継がれています。

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